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- 2月の特集【寒さ!】
- ◇わんちゃん◇防寒対策・暖房グッズ紹介!

「寒さ」がテーマの2月
今回は「防寒対策と暖房グッズ」の紹介です◎
もともとのワンちゃんは、寒さに適応した種族として生きていました。
なので、過度の防寒対策は、逆にわんちゃんの健康を害する可能性もあります。
ただ最近では、室内で人間と同じように過ごすワンちゃんも多くなり、
体温調整が苦手になり、寒さに弱いワンちゃんも増えているのが現状です
また、犬種によって寒さに弱いワンちゃん(主にシングルコートのワンちゃん、チワワやトイプードルなど)や
体の小さいワンちゃん、病気を患っているワンちゃん、年配のワンちゃんには
より寒さへの注意が必要です※
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◇ワンちゃんの寒さの合図
ワンちゃんが寒がっているときは
ぶるぶると体を震わせ、筋肉を動かすことにより体温を上げようとしているときがあります。
震えていたらかなり寒いというサインです!
震えがなくなるよう防寒対策をしっかりとしてあげましょう◎
また、ワンちゃんは寒くなってくると背中を丸め、頭と手足をくっつけて丸くなりながら眠ります。
これは体温が逃げるのを防ぐためです。
寒いと感じるときは人のそばにくっついてきたり、ソファなど暖かい場所に移動します。
寒いとお水を飲む量も減ってしまいます・・・
そうすると泌尿器系の病気にかかりやすくなってしまうので注意しましょう※
◇ワンちゃんの防寒対策
●室内飼いのワンちゃん
室内で飼ってるからといえど、床冷えやお散歩などで体を冷やしてしまうこともあります。
そういった場合に備えて、ワンちゃんに洋服を着させておくと安心です◎
「洋服を着させるのはかわいそう・・・」
「ワンちゃんが洋服を嫌がってしまう・・・」
なんてこともあると思います。
(実際私も最初はワンちゃんに服を着させるのは、少し抵抗がありました・・・)
ですが、特に小型犬のワンちゃんは嫌がらないようであれば、冬の防寒対策としてお洋服を着させてあげることをオススメします
特に寒い日はお散歩の時だけでも着させてあげるとよいでしょう◎
最近では、冬用のモコモコ素材のお洋服や、ヒートテック素材のお散歩着も出てきています。
お洋服を嫌がってしまう・・・
そんなワンちゃんには、床に敷くタイプの防寒対策がオススメです
ペット用の電気カーペットも2000円~3000円ほどで購入できるものも増えてきています。
ただ、ワンちゃんは人間に比べて温度を感じにくいので
長時間の使用による低温やけどに注意し、ワンちゃんの肌に直接当たらないよう
カーペットの上にマットを敷いてあげると安心です◎
低温やけどや電気が心配な方には、乗るだけで不思議と暖かくなる「ジョイントマット」もオススメです
カーペットやマットの上から毛布をかけてあげるだけでも
だいぶ、温度が変わります!
ただ、毛布をかけてあげる場合は、ワンちゃんが暑くなったらすぐ出れるようにしてあげましょう
○床に敷かないタイプの防寒として
ファンヒーターや電気ストーブを利用している方もいるのではないでしょうか。
こちらは温まるのも早いですが、温度も高いのでやけどの注意もより必要です※
ヒーターの前に柵を設けるなどして、やけど対策をしてあげましょう◎
夜の寝ているときは長時間電気を利用しているのも心配ですよね
そんなときにオススメなのが「ゆたんぽ」です。
1000円~2000円ほどで購入できるゆたんぽは、ゆっくりと冷めていくので
低温やけどの心配も少ないです
お湯を入れたてのときは熱くなりやすいので、しっかり厚手のタオルなどで包んで
お湯のタンクが直接当たらないように注意してあげましょう
お湯をわかして、湯たんぽに注ぐのがちょっと怖い・・・
なんて方にはレンジでチンするだけであったまる
電子レンジカイロも便利です
これをワンちゃんの寝床の端のほうに置いてあげるだけで
周りの空気から温かくなります
●外飼いのワンちゃん
最近ではあまり見なくなりましたが、室外のワンちゃんの防寒対策も紹介いたします。
犬小屋はできれば日当たりがよく風通しがあまりないところが望ましいです◎
それが厳しいようであれば、犬小屋への工夫が重要です※
犬小屋に隙間があるようであれば、風が入らないようにダンボールや発砲スチロールなどで
風除けをしてあげましょう!
入り口の部分も、ナイロンカーテンを取り付けたり、中には毛布を入れて温まるようにしてあげましょう
夜は冷えるので上でもあげたような、ゆたんぽを入れてあげたり
あまりにも寒い日は玄関やお家の中に入れてあげましょう
ただ、最初でもあげたように過度の防寒対策はワンちゃんの健康にとってマイナスになってしまうこともあります。
過度の防寒から、ワンちゃんをより寒がりにしてしまったり
暖房をずっとつけている部屋でワンちゃんが逆に暑くなってしまい
脱水症状になってしまう・・・なんてこともあります
暖房機器をつけたら、涼める場所を用意してあげると良いでしょう◎
また、冷たい床に寝そべる、水をたくさん飲む、はぁはぁと息づかいが荒くなったら、
部屋を温めすぎのサインなので注意しましょう※
◇適正温度と湿度
ワンちゃんは適温として20℃前後が好ましいとされています。
暖房器具を利用すると乾燥もつきものです・・・!
ワンちゃんは40~60%ほどの湿度がよいといわれています
乾燥しすぎると、気管支系の病気になってしまったり、ウイルスが繁殖しやすいので
加湿も重要になってきます※
加湿器や濡れたバスタオルをかけておくなどして湿度を確保しましょう◎
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ワンちゃんの種類やワンちゃん自体によって寒さの感じ方や
寒さへの強さ・弱さも異なります。
ここで紹介した防寒対策も、ワンちゃんによっては不要であることもあります。
ワンちゃんの様子を見つつ、適正な防寒対策をしてあげることが
ワンちゃんの体調管理にも繋がってきます
飼ってるワンちゃんと向き合い、寒さを乗り越えてください◎
次回は、「体温調節~わんちゃんの体の仕組み」について紹介します
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