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梅雨に入ると天気や気温がとても不安定になって
この季節に体調不良を感じる人も多いのではないでしょうか・・・

それはワンちゃんたちにも同じことがいえます。
この季節体調を崩しやすくなってしまう原因の1つとして
「低気圧」が影響していることがあげられます。

今週は「低気圧」について紹介します。

低気圧って・・・なに?

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よく低気圧や高気圧と耳にはするけど・・・
いまいちなにが起こっているのかはわからない!という方も多いのでは。

気圧は空気の重さの圧力なのですが

空気の密度が高くて重いのが「高気圧」
空気の密度が薄くて軽いのが「低気圧」

となります。

日常的にわたしたちの体は空気の圧力に押されている状態になります。
ただ、きちんと押し返して体を保っているので、体が潰れてしまうなんてことはありません。

その気圧が低くなると、外からの圧力が緩むので、体が膨張するんです。
スナック菓子を持って高い山を登ると袋がパンパンになるのも同じです。

また低気圧だと酸素が上手く取り込みづらくて
酸素をたくさん体へ運ぶことができなくなってしまうんです。

(代表的なのが高山病。低気圧下で体内の膨張と酸欠状態になる現象。)

低気圧が原因でおこる症状

◇膨張

体の外側からの圧が緩んで体の色んなところが膨らんできてしまう現象です。
血管やリンパ、脳や臓器も膨らみます。
これが原因で腫れやむくみ、炎症を起こす場合があります。

例えば血管が膨張するだけで

血流が悪くなり、貧血や酸欠になったり
水分がにじみ出てきてむくみがひどくなったりします。

◇酸欠

低気圧では、普段どおりの呼吸をしていても供給される酸素の量は減っています。

上記でもあげた膨張によって肺が膨張すれば酸素は血液に送られにくくなり
血管も膨張して血流が悪くなる・・・
その結果、全身への酸素の供給量が少なくなることになります。

症状としては
食欲不振・嘔吐・だるさ・めまいなどがあります。

特に病気や持病をもっていたり、高齢なワンちゃんは影響を受けやすいので
症状が悪化したり、体調を崩したりすることがあるかもしれません・・・。

◇副交感神経

低気圧になると自律神経の副交感神経が優位になります。

※副交感神経とは・・・

副交感神経は交感神経と正反対のはたらきをし
バランスよくはたらくことによって健康を維持し生命を維持している自律神経です。

交感神経は、活動しているときやストレス・緊張をしているとき
副交感神経は、休息や体の修復をしているときやリラックスしているとき

昼間の活動によってたまった疲れや体のダメージなどを修復して元気な状態に戻す役割です。

自律神経の交感神経、副交感神経は白血球と深く関係しています。

副交感神経が優位に傾きすぎてリンパ球が増えてしまうと
免疫や炎症に関与する情報物質がリンパ球から発信されてしまい
リンパ球によって炎症が活性化してしまったりする場合があります。

いざ、低気圧対策!

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では実際どのような対策をすることによって
低気圧の症状を改善することができるのでしょうか・・・。

それはまさに、「毎日の積み重ね」でできることが大切になります。

低気圧は、天気が起こす自然現象です。
なので、お天気を変えるわけにもいきません。

ここで大切になってくるのが「免疫力」です。
普段からの体のコンディションが低気圧に耐えられる体に繋がってきます。

まずは「適度な筋肉維持」

運動不足だと血液を循環させるポンプの役目をしている筋肉が
上手くはたらいてくれず、より血液の循環が悪くなってしまいます。

血液中の酸素をより体内で循環してもらうためにも
ほどよい運動は大切ということですね。

ただ、病気もちの子や高齢のワンちゃんは無理をしない!のが前提です。

そして「バランスのとれた食事」

偏った食事をしていると体の中の免疫力が低下したり
脂肪ばかり増えてしまったり
体調不良になってしまう場合もあります。

ほどよい筋肉を保つためにも、バランスの取れた食事は重要です。

また体力や代謝をよくするためにも
「太陽のリズムに合わせた生活」を心がけてあげましょう。

人間と同じで、不規則な生活は体内のリズムを狂わせてしまいます。

特にこんな子は注意!

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健康体のワンちゃんであれば
低気圧でも少し体調を悪くしてしまう・・・くらいで収まる場合が多いようなのですが
持病を持っているワンちゃん。
特に気圧の変化で病状が変化しかねないワンちゃんは特に注意が必要です。

気圧の変化に注意すべき病気たち

・てんかん発作

てんかん発作は脳神経の回路がショートして起こる突然発作の病気です。
慢性の脳の病気で、発作は繰り返し起こります。

脳の中には水がたまっている部屋があり
気圧によって脳の中の圧力も変化するため、発作を引き起こしやすくします。

・緑内障

緑内障は眼圧が高くなることによって視覚障害を起こす病気です。
眼球の気圧が変わるので、痛みがひどくなったり軽くなったりします。
気圧の変化で痛くなってしまう場合は普段よりも痛がってるのがすぐわかるかとおもいます。

・脊椎疾患

椎間板ヘルニアや事故で脊椎を骨折したり腫瘍ができると
脊椎の中にも水があるので、気圧の変化で影響を受けやすいといえます。

また他にも心臓に疾患を持っているワンちゃんも気圧の変化で調子が変わることがあります。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

梅雨がワンちゃんにもたらす影響を思っているよりも大きく
人間よりもからだの小さいワンちゃんたちにとって
悩ませるものばかりでしたね。

梅雨トラブルも普段のケアで改善し
気持ちよく乗り切って夏をむかえましょう!

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