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肌寒かったり、まだ少し暑い日もありますが
だいぶ秋らしくなってきました!
季節の変わり目は人もワンちゃん達も体調を崩しがちですよね・・・。

というわけで、9月のテーマは「健康管理」です。

1.2週目は食欲の秋の「肥満」についてご紹介します。

どこからが肥満なの?

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実際よく聞く「肥満」や「おでぶ」というワード。
実際散歩中のワンちゃんでも、少しふっくらしているかな・・・。なんて子も見かけますよね。

実際、ワンちゃんの肥満とは【体内に脂肪がたまっている状態】のことをさします。
人間とおなじで、消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多い場合
余ったエネルギーを体に貯めこんで、中性脂肪になってしまう。
これこそが、ぜい肉の正体であって肥満の原因なのです。

でも実際、どこからが肥満、おでぶラインなのでしょうか・・・?

肥満の基準

ワンちゃんの肥満判定には体重測定以外に【BCS(Body Condition Score)】という判定方法もあり
見た目と触った感覚を5段階で判定します。

◇BCS1 【痩せすぎ】

理想体重の85%以下・体脂肪5%以下

全身に皮下脂肪が鳴く筋肉は痩せ細り骨と皮しかないように見える。
真上から見ると腹部のくびれが極端に細く背骨がごつごつとつきだしているようで、尾の付け根も明瞭に区別できる。

◇BCS2 【体重不足・痩せている】

理想体重の86~94%・体脂肪率6~14%

多少の皮下脂肪や筋肉はあるものの、全身の骨格が見え、肋骨や腰の骨を容易に触ることができる。
横から見るとおなかが巻き上がっているように見えて、毛艶もあまりよくない。

◇BCS3 【理想体重・標準】

理想体重の95~106%・体脂肪率15~24%

適度な皮下脂肪を通して肋骨や腰の骨の隆起に触れることが出来る。
腰には適度なくびれが見え、筋肉もあり弾力があり毛艶も良い。

◇BCS4 【体重過剰】

理想体重の107~122%・体脂肪率25~34%

皮下脂肪に覆われ、肋骨に触れるのが難しくなる。
腰のくびれは不明瞭になり、腹部も締りがなく、上から見ると背中がやや横に広がって見える。

◇BCS 【肥満】

理想体重の123~146%・体脂肪率35%以上

厚い皮下脂肪に覆われていて、肋骨や腰の骨に触る事ができない。
尾の付け根が脂肪で不明瞭になり、おなかが垂れ下がり、上から見ると箱や樽の形に見える。

肥満になるとどうなっちゃうの?

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すこし丸っこい方がかわいい!というブームもありましたが
では実際肥満になってしまうとどうなってしまうのでしょうか?

肥満によってもたらされるリスク

●関節や筋肉への負担

体重が重くなる事によって足腰への負担が大きくなります。
その結果として、関節や靭帯、椎間板(背骨の間にあるクッションの役割をしているもの)を痛めやすくなってしまいます。

●心臓への負担

体重が増えることじゃ、体についている荷物が増えるのと同じことになります。
重い荷物を背負って歩くと結果として筋肉に血液を送り出している心臓への負担が増えてしまいます。
心臓に負担がかかってしまうと、心筋梗塞や血管が圧迫され血管が切れてしまうなんてこともあります。

●呼吸器への負担

首周りに脂肪がついてしまうと気管を始めとする気道が圧迫されてしまい呼吸がしづらくなります。
太っている人が寝ているときにいびきをかいている状態に相当します。

●糖尿病になりやすくなる

過剰な食事で体内の抵抗性が高まると、エネルギーを効率的に取り込むことができなくなってしまい
結果的に糖尿病を発症してしまいます。

●緊急時の麻酔が効きにくくなる

緊急で手術が必要になってしまった場合、過剰な体重や分厚い脂肪が
麻酔の効果を薄めてしまい、それだけで手術を難しくしてしまう可能性があります。

このほかにも
皮膚のたるみでしわが蒸れてしまい皮膚病になりやすくなったり
感染症に対する抵抗力が落ちてしまったり
体重のせいで脚や指の変型などがあります。

たとえばですが
5kgのワンちゃんにとって1kgの体重増加は、60kgの人間にとっての12kgの増加に相当します。
1kg増えたという事態を過小評価して放置していると最終的に苦しむのはワンちゃんになってしまいます。
健康を損なわないためにも、肥満にならないようにしたいところです。

そもそも、なんで肥満になるの?

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なんでうちの子はこんなに太ってしまったのかしら・・・
と意識がある方もない方もいるかもしれませんが
知らず知らずのうちに肥満の原因を作り上げてしまっている場合があります。

主な肥満の原因

●運動不足

過剰に摂取してしまったエネルギーも運動で消費すればそこまで太る事はありません。
慢性的な運動不足だと余ったエネルギーが脂肪に変換されてしまい太ってしまいます。
一度太ってしまうと散歩がしんどくなってしまい、さらに運動をしなくなってしまうという悪循環に陥りやすくなります。
また、中型・大型犬になると結構な量の運動量が必要になります。
体の大きさに見合った十分な運動が出来ていないと消費されない栄養分が蓄えられてしまうので注意が必要です。

●食事

必要以上にごはんを与え続けていると体内でエネルギーが余ってしまいます。
また、可愛いからといってついついあげてしまうおやつも
例えばご家族で飼っていた場合みんながそれをしてしまったら・・・
結構なエネルギーになってしまいます。
きちんと必要な標準量におさえて、肥満にならないように理解して、改善してあげることが大切です。

●去勢、不妊手術

生殖に必要な活動がなくなってしまうと、ホルモンバランスが崩れて基礎代謝が低下したり
食欲の増進などを招き、結果的に肥満へと繋がってしまう場合があります。
これも代謝に見合ったフードを与えたり、充分な運動で防ぐことができます。

●遺伝・犬種

ワンちゃんによっては犬種の遺伝的に太りやすい場合もいくつか知られています。
具体的に
ラブラドールレトリバー・ミニチュアダックスフンド・コッカースパニエル・シェットランドシープドッグ・キャバリアキングチャールズスパニエルなどです。

●病気やケガ

内分泌系の病気にかかると肥満を誘発したり、皮膚や内臓がはれて太っているようにみえるものがあります。
給餌量もきちんと管理され、適度な運動をしているのに太ってくる場合は病気の疑いがあるので注意が必要です。

また関節炎や下半身不随になってしまった場合などは
手術を受けて自宅で安静にしなくてはならないため、どうしても運動量が少なくなってしまいます。

1週目では肥満の基準、肥満になることによってのリスクや原因を紹介しました。
2週目は対策とダイエットについてを紹介します。

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