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だいぶ夜は冷えるようになってきました。
季節の変わり目の9月は「健康管理」
4週目はワンちゃんの病気での死亡率で最も多い「ガン」について紹介します。

人間と同じくらいの割合で

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ワンちゃんが家族の一員として受け入れられる家も増え
野生とは異なる生活習慣病から様々な病気を発症させてしまうケースが増えました。
アメリカで行われた調査では、10歳以上のワンちゃんの死亡率で最も高かったのが「ガン」で
全体のおよそ半分を占めているといわれています。

またワンちゃんのガンの発生率は実は人間よりも多いといわれており
1度発症してしまうと治療するのが大変難しい病気。
それが【ガン】なのです。

しかし、諦めてはいけません!
飼い主さんとワンちゃんが力を合わせてガンに向き合うことで
ガンはもう不治の病ではなく、治せる病気として医学も進歩してきました。

まずは【ガン」について知ることからはじめましょう。

ガンに見られる症状とは

ワンちゃんのガンにも種類がありますが
より具体的にみられる症状を紹介します。

嘔吐・下痢

嘔吐や下痢などの慢性および持続的消化器系の問題は胃がんの症状
または体のほかの部分から起源するガンによって引き起こる全身症状の一部かもしれません。
特に血液がまじる血便や、嘔吐物中に見られる場合は危険です。

特に厳しい乾いた咳は肺がんや、肺に転移したガンのサインかもしれません。
慢性的な咳をしている場合は即刻病院へ連れて行きましょう。

皮膚の問題

慢性的な皮膚の問題は皮膚がんの可能性もあります。
直らない皮膚の病変や口内炎が持続的にあるようであればすぐに病院で診察を受けるようにしてください。

しこり

皮膚のしこりは悪性・良性のどちらの可能性もあります。
悪性であれば、リンパ腫や肥満細胞種などの可能性もあります。
しこりが現れ、その間少し消えて、少し後で再び寄り大きくしこりが現れる場合はガンの可能性が高くなります。
しこりを見つけた場合はすぐに病院へ連れて行ってください。

口臭

口臭が酷い場合はワンちゃんの口腔がんの可能性もあります。
特に老犬の口の中に発生しやすく、歯周病などの場合もあります。
あまりにもにおいがひどく続くようであれば獣医師の適切な診断を受けましょう。

跛行

跛行が持続している場合は骨肉種などのガンのサインかもしれません。
ケガや関節炎などの問題がない場合は特に病院へ連れて行きましょう。

痙攣

痙攣は脳腫瘍のサインの可能性もあります。
特に高齢の犬が突然痙攣を起こした場合は徹底的に診察する必要があります。

ガンの種類

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上記でも多くの具体的な症状などを紹介しましたが
ここではワンちゃんがかかるガンの種類を紹介します。

リンパ腫

旬ぱ種は、最もよく見られる造血系腫瘍です。
骨髄中のリンパ球がガン化してしまうと腫瘍性リンパ球が増殖するため
他の血液細胞の増殖を抑制し、「リンパ球性白血病」の状態になります。

リンパ腫はリンパ組織がガン化してしまうので
リンパ組織のあるところならどこでも発生します。

ワンちゃんは、リンパ節が腫れる「多中心型リンパ腫」が一番多く見られ
ほかにも、胸の中に水が溜まる「縦隔型リンパ腫」や腸管のリンパ腫がガン化する
「消化器型リンパ腫」などもあります。

骨肉種

骨に出来る腫瘍のひとつで、完治の難しい悪性腫瘍です。
7.8歳くらいの大型犬がなりやすく、発症した場合は肺に移転して
悪性腫瘍が増えて、急速に悪化してしまいます。
足をひきずってあるいていたり、患部を触れると激しく痛がります。

原因は分かっていませんが、以前に骨折してしまった子や、体重の重い大型犬が多く
中・小型犬の約8倍ほどの発症率となっています。

骨に対する負担が原因ではないかといわれているため、骨を支える筋肉を適度な運動で発達させることや肥満にならない為の栄養管理が大切ではないかと考えられています。

甲状腺腫瘍

頚部にある甲状腺ホルモンを作っている組織を甲状腺とよび、およそ中年期に発症し、
腫瘍のほとんどが悪性の腫瘍です。
頚部が腫瘍が大きくなり、咳が見られたり、呼吸や嚥下機能に問題が起こったりします。
さらに悪化すると周囲の血管まで広がり、手術不可能になってしまったり、周囲へ広がり、肺へ転移する事もあります。

胃がん

ワンちゃんの胃がんは早期に発見されるケースはまず存在しません。
ほとんどが発見された段階で進行してしまっています。
吐血や嘔吐、急激な体重減少が特徴的な症状です。

乳腺腫瘍

乳腺腫瘍とはメスの乳房、またはその付近の皮下に大きなしこりが発生する病気で
ワンちゃんの場合の発生は珍しくありません。
若齢で避妊手術を受けて卵巣を摘出すると発生率が低いのに対し、発情を繰り返した未避妊の高齢犬ほど発生率が高くなることから、卵巣ホルモンとの関係が密接な疾病と言われています。

初期には疼痛の様相はほとんど認められません。
ただ、腫瘍が自潰して化膿すると悪臭を放ち、また他臓器(特に肺)への転移は死を招くことにもなります。

早期発見は簡単です。5歳以上の犬を飼っている場合には、つきに1回でよいですから、お腹をなでるついでに乳腺をやさしくつまむようにして、しこりの有無を確認してください。

また、もし、子をとる予定がないのなら、他の婦人科系疾病の予防も兼ねて、若いうちに避妊処置しておくのもよいでしょう。

他にもまだガンの種類は多くあります。
中には良性の腫瘍や他の部位には転移しないものもあります。

ガンの予防法

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治療の大変難しい病気の【ガン】

ではそのガンにならないためにはどのようなことをすればよいのでしょうか。

●太りすぎや痩せすぎに注意する

健康な体作りはどの病気に対しても予防法といえます。
適性な体重や体型を心がけるようにしましょう。

●十分な運動をさせる

散歩をさぼりがちになってしまうと、ワンちゃんにとってストレスも溜まります。
そしてなにより、肥満になってしまうと糖尿病などの恐れも出てきて
様々な病気を誘発しかねません。
十分な運動で適度な筋肉をつけて、対抗力をつけましょう。

●ストレスに気をつける

ワンちゃんも人と同じでストレスで体調を崩してしまう場合もあります。
一緒に暮らす生活環境を考えて、お互いストレスフリーな環境・関係を作れる事がベストです。

●栄養バランスの整った食事

体作りの基本は、健康的な食事から始まります。
体を考えてよりよい食事を心がけましょう。

●油分や塩分を控える

油分や塩分は多く摂取しすぎると万病の元です。
人間用の食事はあげないようにしましょう。

●去勢・避妊手術を行う

子づくりをしないようにだけではなく、手術をする事によって
予防できる病気、かかりにくくなる病気があります。
ただ、コレに関してはきちんと考えて行うようにしましょう。

●タバコの煙や排気ガスなどの空気を避ける

これは全生物にとって同じといえます。
体によくない空気はできるだけ体内に取り込まないようにしましょう。

●ノミ・ダニの駆除に用いる有毒な科学部質を長期間使用しない

こちらも殺虫成分が入っているため
人間に限らず、ワンちゃん達にとっても有毒なものです。
あまり長期間続けて使用しないようにしましょう。

根本的な体質改善、自然治癒力を高めて、自然療法により免疫力、抵抗力を引き上げて
発生原因を排除する事がガンの最大の予防といえます。

また、日頃のちょっとした体調や気持ちの変化に敏感である事が大切です。
体調が悪そうな時、しこりを見つけた時は病院に行き、検査に納得いかなければ、積極的にセカンドオピニオンを行いましょう。

来月は「里親」について紹介します。

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