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10月のテーマは「里親」です。
先月29日には、ペットショップなど流通の過程で約2万匹のワンちゃんネコちゃんが殺処分されているという大変ショッキングなニュースが流れました。
また千葉県では動物病院の前に25匹のネコちゃんが置き去りにされるという事件も同じ29日に起こりました。
今週のテーマは「殺処分の現状」。
同じ命あるものとして、少しでも殺処分が減って欲しい。
その為にはペットショップで「ペットを買う」のではなく「里親になる」という選択肢も是非頭に入れて欲しいと思います。

殺処分の原因

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殺処分のネコちゃんが減らない原因は何でしょうか。
大きく分けて2つの理由があります。

◇飼い主の飼育放棄

殺処分されるネコちゃんのうち4分の1は飼育放棄が原因です。
なぜ、ネコちゃんを捨ててしまうのか、その大半の理由が人間のエゴや自分勝手なことが原因なのです。

引越し先でペットを飼えない、病気になってしまって動物病院に連れて行けない、老ネコでぼけてしまい鳴きまくってうるさい!、ネコに赤ちゃんができた、自分に赤ちゃんができたから衛生的に良くない など。

飼い主としての責任が全く感じられません。
なぜ飼う前に想像できなかったのでしょうか。
怒りすら感じられます。

◇野良猫への無計画なエサやり

可哀想だから、という同情から野良猫へエサを与えてしまう人がいます。
しかしその野良猫が避妊・去勢手術を行っておらず、発情期に子どもを更に作り、その子どもがまた子どもを作り、とどんどん野良猫が増えていってしまうのです。
避妊・去勢手術はお金がかかるから出来ない、排泄物の処理もしない、というのであれば、えさやりもやめましょう。
ひとりで救う事ができなくても保護団体に所属したら、救えるかもしれません。
今ある命とネコちゃん達の将来のため、計画性のある行動をとってください。

殺処分の現状

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捨て猫や野良猫がいる、排泄物、鳴き声がうるさいなどのクレームを行政に行うと、行政がネコちゃん達を捕獲し引き取りを行います。
「行政による引き取り」=殺処分を前程にネコちゃんを捕獲する という事になります。
世の中には残念ながら、ネコちゃんが嫌いな人も沢山います。

◇現実を知る

動物愛護センターは動物を救ってくれるところではありません。
動物愛護センターにネコちゃんを預けてしまうとほぼ助からないでしょう。
稀に動物愛護センターをペットを保護してくれる団体だと勘違いされている人がいます。

 icon-exclamation-triangle 行政による引き取り総数 115,484匹
うち86.3パーセント(99,671匹)のネコちゃんが殺処分され、返還や譲渡で助かるネコちゃんはたった16,320匹です。

もしも軽い気持ちでペットを動物愛護センターに預けるのであれば、それは殺してしまうのと同じだという事を忘れないで下さい。
飼育を放棄することとはペットを殺すこととイコールなのです。

◇ドリームボックス

殺処分は、通称ドリームボックスと呼ばれる収容機械で行われます。
5~20分かけて炭酸ガスで窒息死させます。
「ドリームボックス」とは、「眠るように安らかに旅立てる」という意味をこめて名づけられたそうです。
しかし実際ネコちゃん達は苦しみながら死んでいきます。
決して安楽死ではありません。
動物愛護センターでは、一定期間ネコちゃん達を保護しますがその後は殺処分を行う施設です。
一般的には3~7日以内でネコちゃん達は殺されてしまいます。

私達ができること

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殺処分を減らすために、私達ができる事はなんでしょうか?

◇飼っているネコに出来る事

・飼育放棄しない
ネコちゃんはあなたの家族です。
一度家族になったら、必ず最期まで面倒をみてあげてください。

・不妊手術を行う
不妊手術を行う事は飼い猫の病気予防にもなります。
また万が一外に出てしまった時に不妊手術をしておけば望まない妊娠を防ぐ事ができます。
不幸な命が産まれない為に、不妊手術は必要不可欠なのです。

・迷子にしない
飼い主がわかればネコちゃんをお家に帰してあげることができ、殺処分を減らす事ができます。
完全室内飼いであればケンカや病気を防ぐこともできます。
また、室内で飼っていても天災などでパニックになってしまい脱走してしまう事も考えられます。
普段から首輪をすることを習慣にし、迷子札を必ずつけておきましょう。

◇その他のネコちゃんにできること

・衝動買いをしない
ペットショップで一目ぼれした、など、衝動的に飼いたくなっても一度家に持ち帰り、よく考える事が必要です。
衝動買いした人に中には引越し、自身の出産、猫アレルギーの発症など想定外の事態が発生し、結局手放してしまう方が多いといわれています。
まずは飼育本を飼うなど、よくシュミレーションをしてみましょう。

・保護施設、保護団体から引き取る
ネコちゃんを飼うのには、ペットショップで買う事だけが全てではありません。
公的な動物愛護センターや保健所のほか、民間の動物愛護団体があります。
簡単な審査やトライアルがありますが、民間の動物愛護団体は困ったときには相談に乗ってもらえます。
ペットショップで人気の品種は、一部で高額で取引されるのをいいことに病気を持っている事を隠して販売するなど悪徳商売の対象となっているのも現実です。
血統種だけが可愛いとは限りません。
また、近頃は血統種でも飼育放棄されることが多く、保護施設・保護団体にもたくさん血統種がいます。

・里親情報の拡散
個人でもSNSやブログを通じて情報拡散を行う事ができます。
情報を拡散する事で、迷子だったワンちゃんの飼い主が見つかる事もあります。

・野良猫にエサを与えない
野良猫に無計画にエサを与えないようにしましょう。
エサをあげることで子猫を出産してしまい、近隣の方からの苦情から保健所や動物愛護センターに引き取られ殺処分されてしまいます。

・野良猫→地域猫活動にする活動を行う
地域猫とは、エサや水をやる場所が決められており、不妊手術を施されて野良猫とは区別される猫のことです。
簡単な寝る所も用意され、排泄物の処理も世話をする住人が行います。
またネコの健康管理、入って来てほしくない場所には侵入防止用の措置を行ったり、管理されているネコには首輪などをつけるなど、野良猫との区別化を行っています。
今、この地域猫全国的に広がっています。

・TRNを活動を行う
TNR活動とは、「Trap」(捕獲)→「Neuter」(不妊手術)→「Return」(戻す)の頭文字をとった活動の事です。
野良猫を捕獲し不妊手術を行った状態で元の場所に戻してあげます。
手術を行った野良猫は手術時に左耳の先を少し切り取られ、「さくらねこ」と呼ばれるようになります。

○●○●○●○●○●○●
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私自身、今回殺処分について調べて勉強になる記事にたくさん出会いました。
早く殺処分0になってほしい、そう願うばかりです。
できることから少しずつ行動していきたいと思います。

来週のテーマは「飼うときの心構え」です。

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