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前回はワンちゃんの「老化のサイン」について紹介しました。

前回の記事でもあげたように
老化のサインは様々な形で現れ、それによってケアの仕方や気をつけるべきポイントも変わってきます。
老化のサインに気付いたら今までどおりの生活から、シニア向けの生活に
変えていく必要があります。

「サインが出ていないから、まだ大丈夫!」
そう思いたいところですが、シニア年齢に近づいてきたら元気であっても
より健康的でいられるように少しずつ食事などにも変化をしていくことで
シニア年齢にはいっていっても、元気でいることができます。

2週目は「シニアのケア」について紹介します。

食事

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シニア期を迎えたワンちゃんぶ気をつけてあげたい栄養素を紹介します。

●高品質の動物性タンパク質

ワンちゃんも人間と同じく、年齢を重ねるに従って筋肉が失われていきます。
筋肉を作るにはアミノ酸が必要なので、タンパク質、できるだけ高品質なタンパク質を摂取する必要があります。
ワンちゃんやネコちゃんは本来肉食動物なので、肉や魚などの動物性タンパク質をしっかり摂ることがとても重要です。

ただ、過剰な摂りすぎはかえってよくないので
高品質なものを適量摂ることが必要といえます。

●低脂肪と脂肪の種類

シニアになると活動量が減り、基礎代謝も落ちてくるので必要カロリーも少なくなります。
若い頃と同じカロリーを与え続けていると肥満に繋がり、病気へのリスクも高まります。
ただ、カロリーを気にするあまり低脂肪になってしまうと、皮膚が乾燥してカサカサになったり、毛並みが悪くなってしまうこともあります。
低カロリーの食事を心がけることも重要ですが、全く脂肪分が必要じゃないというわけではありません。
脂肪も必須栄養素の一つです。

さらに、健康に役立つγ-リノレン酸やEPA、DHAを強化しているフードを選んだり、オイルで補足したりするのも効果的です。

●抗酸化栄養素

歳を重ねるに従って抗酸化栄養素の要求は高まっていきます。
抗酸化栄養の代表的なものとしては

ビタミン
フラボノイド
カロテノイド
コエンザイムQ10
セレン

などがあります。
主にこれらの多くは果物や野菜・ハーブなどに豊富に含まれており
食事に果物や野菜、ハーブをとると自然と抗酸化栄養素を摂り入れることになるので、健康につながるといえます。

【抗酸化栄養素が多く含まれる野菜や果物】

かぼちゃ
ほうれん草
にんじん
ブロッコリー
小松菜
ブルーベリー
りんご

シニア期に必要な抗酸化物質が全て入ったサプリメントもあります。

●プロバイオティクスとプレバイオティクス

シニア期になるとおなかの中で善玉菌が減り、悪玉菌が増えやすくなります。
おなかの調子が悪くなったり、下痢や便秘を起こすことが多少多くなります。

プロバイオティクスは善玉菌
乳酸菌やビフィズス菌が有名です。

プレバイオティクスは善玉菌の餌

この2つを上手に与えておなかの健康をサポートしてあげましょう。

両方を上手に一緒に取れる食事といえば、バナナ入りのヨーグルトが有名です。
ヨーグルトが苦手なワンちゃんにはサプリメントも販売しています。

●グルコサミンとコンドロイチン

関節を作っている骨の先端には柔らかい軟骨がクッション代わりをしてくれています。
ワンちゃんが飛んだり走ったりしても、膝や肘が滑らかに動かせているのはこの関節軟骨のおかげです。

ですが、長年関節に負担をかけていると、少しずつ軟骨が減ってきます。
そうすると、骨と骨の摩擦が生じたり、ふしぶしに痛みを感じたり、運動を嫌がったり、足をかばうような歩き方をすることがあります。

コンドロイチンは軟骨の主要な成分で、水分を保ち弾力性を高める大切な働きをもっています。
グルコサミンは、コンドロイチンをはじめ他の軟骨成分の生成をうながす働きがあります。
グルコサミンとコンドロイチンは通常は体内で作られますが、年齢を重ねると共に産生が減ってきます。
シニア初期に入ったら継続的に補給したい栄養素です。

主にサプリメントや粉末タイプのサプリなどで販売されています。

散歩

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お年寄りだからとはいっても、健康のためにも無理をしない程度に外へ連れ出した方がよいこともあります。

時間や過去の散歩の習慣には固執せずに
そのときのワンちゃんにあわせることが大切です。

散歩の速度や距離を気にしつつ
夜道や、夏の日差しの強い日中は避けるようにしましょう。

また、歩くのが厳しい時なでゃ
ベランダやお庭にレジャーシートを敷いて
日光浴をさせてあげましょう。

また嫌がらない限りは運動をしたほうがよいでしょう。
勿論、運動も年齢にあった運動というのが大前提です。

タオルやボールなどで綱引きをしたり
ワンちゃんを寝かせたきりにしないように、何に興味を持つか色々試して一緒に遊ぶように心がけましょう。

体のケア

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ここからはワンちゃんの体の部位ごとのケアについて紹介します。

口の中のケア

ワンちゃんの健康状態を見るときに
口の中も一緒にチェックしていると
何か異常があったときに変化に気付くこともあります。

毎日の歯磨きは必ずしましょう。
歯周病だけでなく、歯石の予防、口臭予防にもなります。

また歳を重ねると歯だけでなく、歯茎も弱くなってきます。
歯茎が腫れてしまい、歯が抜けてしまったりすると
食べられるものも限られてきてしまいます。

そんなことにならないためにも、歯磨き、歯茎を優しくマッサージして
健康的な口内を心がけましょう。

耳の中のケア

歳をとってくると耳が遠くなったりします。
耳はデリケートな部分ですが、汚れが溜まったりすることによって
ダニが寄生してしまったり
耳が詰まってしまったりします。

定期的に表面は脱脂綿とイヤーローションでふき取り、
奥のほうがペット用の綿棒などにイヤーローションをつけてケアしてあげましょう。

目のケア

ワンちゃんでよく見られるのは「涙やけ」といって
眼球を湿らせるための涙量があまりに多くなりすぎて
目頭から鼻の横にかけて毛の色が変色してしまい
カピカピになってしまった状態のことです。

主に流涙症という病気を伴っており、主要な原因としては
目の中に異物や毛が入ってしまったり
排水の目詰まりなどがあります。

ガーゼなどで優しく目の周りを拭いてあげたり
目にゴミが入ってしまった場合は、目薬を点眼しゴミを目じりに流し
ふき取ってあげましょう。

爪のケア

ワンちゃんの爪は放っておくとカーブ上にのびていきます。

お散歩などの運動量が減ってくると、爪が地面とこすれる時間が減るので
伸びてきます。
放置しておくと自分の体をかいたときに傷つけてしまったり
皮膚に食い込んで痛みの原因にもなります。

なので飼い主さんが定期的にチェックしてのびているようであれば
切ってあげるようにしましょう。
また切ったらやすりなどで先をまるくしておきましょう。

来週は「介護の仕方」について紹介します。

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